研究開発部会 設置趣旨と初期活動内容


研究開発部会

(現在:講演会2回以上(合宿1回)、見学会1回以上)

設置の経緯・趣旨

勉強会「企業における高分子に関する研究開発の在り方(昭和50年9月16日発足)」を改組し発足(昭和52年7月)。会員会社がGive & Takeの精神で互いに裸になって討議する組織。

特に研究開発担当の方(役員・部所長クラス・ マネージャークラス)を中心に、企業における研究開発に関する諸問題や共通課題を徹底的に議論し、参加者が課題解決の 糸口を見つける事を目指します。 具体的な活動としては、①講演会 と ②見学会 の開催であり、ともに研究開発部の最先端の技術、設備などについて勉強、議論する場としなっている。尚、講演会については1、2回は合宿形式で実施しより深い議論と人脈形成に役立てていただいています。

また、研究開発部会の取り組みの一環として技術委員会の傘下の活動として会員企業を対象にR&Dの実施態様調査を定期的に実施してきました。具体的には、会員各社のR&Dの実施態様に関する定期的なアンケートを実施。その結果を報告書にまとめ、会員にフィードバックを行い、各社の研究開発のベストプラクティスを共有するとともに、世界の先端の研究設備、研究運営手法、成果を生むための革新的な取り組みなどについての知見を共有し、自らの研究運営(①研究テーマの発掘の仕組み、②研究テーマ管理システム、③研究者の採用と育成と処遇、④世界の最先端の研究設備に関する情報、等々)の革新に活かしていただく一助として提案させていただくものであります。

設立当初の研究開発部会 活動事例

メンバー : 参加希望会員会社56社の研究開発担当役員・部長で構成。

テーマ開催日時
1研究開発の実施態様S52. 7/1-2, 7/8-9, 7/15-16
2研究者の育成と処遇S52. 11/11-12, 11/18-19, 11/25-26
3研究開発における成功例、失敗例S53. 2/17-18, 2/24-25,  3/3-4
4共同研究開発はどうあるべきかS53. 6/16-17, 6/30-7/1, 7/7-8
5研究テーマの選択と決定方式S53. 9/22-23, 9/29-30, 10/6-7
6自社開発商品の紹介(プロジェクト、ミニプロなど)S54. 1/26-17, 2/2-3, 2/16-17
7研究開発の実施態様S54. 6/15-16,6/22-23,6/29-30,7/13-14
8成功例、失敗例S54. 9/21-22,9/28-29,10/5-6,10/19-20
9パネルディスカッションS54. 12/7
 1)効率的研究開発とは何か、研究開発はもうかるか、基礎研究、長期研究の進め方
 2)研究開発稼業は幸せか
10研究者の処遇と活性化S55. 2/1-2, 2/8-9, 2/29-3/1, 3/7-8
 <具体例>  ①中高令研究者の活性化、②基礎研究、長期研究者を不遇にしない為には、③研究者のモラルアップ、④マネージャー食/専門職、
       ⑤研究者/技術者の人事交流。
 (見学会)相模中央研究所見学S55. 8/29
11基礎研究、長期研究のあり方S55. 6/13-14,6/20-21,6/27-28,7/11-12
12研究開発部門におけるスタッフの役割S55. 9/19-20,10/3-4,10/8-9,10/24-25
13パネルディスカッション「研究開発の進め方と問題点」S55. 12/5
14他業種との共同開発、連携の現状と問題点S56. 1/30-31,2/6-7,2/13-14,2/20-21
15研究開発の実施態様S56. 6/12-13,6/26-27,7/3-4,7/10-11
16懇談会(下記3名の講師を交えて)S56. 9/1
 「技術革新の役割」工技院技術調査課長 松田憲和氏 
 「技術の振興政策」工技院技術振興課長 小林久雄氏 
 「技術革新に対する政府の基本政策と対応」 
17R&D戦略、組織、運営の変遷とその理由功罪についてS56. 10/16-17,10/23-24,10/30-31
18パネルディスカッションS56. 12/4
 「80年代に対応するR&Dマネージメントについて」 
【 研究開発の進め方及びその問題点 】 
19「電子産業、自動車産業の方をゲストに討論」S57. 1/20-21,2/5-6,2/19-20
20「鉄鋼、建設関係の方をゲストに討論」S57. 6/18-19,6/25-26,7/2-3
21「医薬、時計関係の方をゲストに討論」S57. 10/15-16,10/22-23,10/29-30
22三菱化成生命科学研究所見学S57. 11/26
【 研究開発の進め方及びその問題点 】 
23「航空機、食品関係の方をゲストに討論」S58. 1/28-29,2/4-5,2/18-19
24「電子、情報関係の方をゲストに討論」S58. 6/24-25,7/1-2,7/8-9
25「ライフサイエンス関係の方をゲストに討論」S58. 10/14-15,10/21-22,10/28-29
26合同部会〔講演・討論〕S58. 12/2
 電子技術に関してのゲスト2名を招いて 
27研究開発の進め方及びその問題点S59. 1/27-28,2/3-4,2/17-18
 ベンチャービジネスの代表者をゲストに討論 

                                        以上

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