『 高分子同友会設立にあたっての想い、現在の活動体系 』
1.同友会設立にあたっての想い。
(同友会設立の想い) (神原周先生(高分子学会 第10期, 11期会長)10周年記念誌寄稿文から抜粋)
会長を務めていたころ、広く世の中のいろいろの人と勝手に放談できるサロンを学会につくりたいといい出した。高分子の学問や産業がもっと広く発展するためには学会の会員の交友範囲を広げ、自分らと異なる分野から栄養を摂ることを大いに努めなければならないと考え、内田盛也氏などと話をしているうちに、内田氏その他の若い方々がどんどん準備を進め、同友会が発足した。
ニュートンが専門ちがいの仲間と集まって万有引力の勉強をしたアカデミックサロンを、見えない研究所『Invisible Laboratory』と呼んでいたという話があるが、同友会の勉強会も一つの見えない研究所のような機能を持つように発展させていきたいと私はいつも願っている。



